紀州つれづれ

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紀州 石神邑

根っこが腐らない限り

集落へ続く道にかかる 2つの橋が 今度の水害で

一度に落ちてしまい 山周りで迂回しないと

往き来きできず  子供らの通学は車で送り迎えする

 

                    橋げたごと流され 川に居座る元の橋

2011.10.14-019S.jpg

80を過ぎ 一人暮らしの母も ちょうど春に

足を悪くし 自転車を取り上げられ

買い物におしゃべりに 行くにも行けず

本人いわく 隔離生活 を送っているが

今度 仮橋がかけられることになった

 

それは喜ぶべきことなんだけれど・・・・

土手を利用して 車を通す仮設道にするため

道幅が必要で 

梅畑の一部を使わせてくれないか

邪魔な枝と幹を切らせてほしい

 

田んぼを梅畑に 転作して 約9年 

ようやく収穫量が増えた矢先のはなしで

それも一番 ”ええ木” なのに・・・

梅が少ないと言われた今年でも

よくとれた ”花丸” の木なのだが

               軽トラならなんとか通れるるかな

 

2011.10.14-001S.jpg

 

まあ とにかく 地域のため もうすぐ村祭もあって

馬も通らなアカンシ・・ やむなし・・

どうせ わたしらも通ることだし・・

「金の問題違う!」 という 育て主の ”つれ” には

ちょっときついく 畑がいくつもあればまたちがうのかも・・

 

自分がその立場になると 見方や感じ方が全く違ってくる

大震災 大水害で 田畑をなくしたり

作物 家畜を失った農家さんらの痛み

それはそれはつらいものだったろうに

たった2.3本の枝でさえ 辛く思うのに

 

でもまあ まったくダメになるわけでもないし

きっと また新しい芽が出て 元のようになるでしょう

またいつか

根っこがくさらない限り

がんばりましょう 

 

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2011年10月

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